お疲れ様です。30代サラリーマン投資家の田中なゆたです。
今回は「株初心者必見‼︎わかると便利‼︎株式用語と株式指標‼︎」をテーマに記事をまとめたいと思います。
何となく聞いたことがある専門用語や指標って多いですよね。
改めて考えるとこの指標の意味何だっけ?とか高い方が良いのか?低い方が良いのか?何てこともあるかと思います。私はあります。笑
いざ調べてみると色々な計算式の説明から細かな解説が出てきて結局どういうこと?とイライラしたのを覚えています。
そこで今回、基礎中の基礎を簡潔にまとめてみました。もう意味さえわかれば計算式なんてどうでも良いという方必見です。笑
少々記事が長くなりましたが赤字部分を見ていただくだけでも意味が理解できるようにしています。
既にご存知の方は是非復習をしてみてください。
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目次
株式用語
現物取引
現物取引とは?
通常の取引。自分で保有している資金の範囲内でしか株を購入できない。また、持っていない株を売ることもできない。
普通に考えれば当然ですよね。笑
つまりは借金をしてまで投資しないということです。私は現物取引のみです。
信用取引
信用取引を行うには「信用取引口座」を開設する必要があります。
現物取引の口座では行うことができません。
信用買い(空買い)とは?
自分の保有している資金以上に株を購入すること。(借金して買うということ)
借金して買っている訳ですからその後買った株が上がっていようが、下がっていようが、期限までに借金を返済しないといけないということになります。
信用売り(空売り)とは?
持っていない株を証券会社から借りて売ること。
あまり慣れない感覚ですよね?笑
人のものを借りて売っている訳ですからその後、売った株が上っていようが、下がっていようが、期限までに買い戻し返却しなければいけません。
信用売り=株を借りて売る→株価が下がったところで買い戻す→返却する。
※売った株価から下落する程利益が出せる。(下落局面で利益をあげる唯一の方法です。)
例:1000円で売り→500円で買い戻す=差分500円が利益となる。
順張りと逆張り
順張りとは?
株価が上がっている時に買い、下がっている時には売るという投資手法。(株価が値上がりしてきたらまだ上がると判断し買い、下がってきたら利確するという手法)
逆張りとは?
株価が下がっている時に買い、上がっている時に売る投資手法。(株価が値下がりしてきたら上がったタイミングで売ろうと安い時に買うという手法)
※つまりはトレンドに乗るのが順張りで、トレンドに逆向するのが逆張り。
比較的、海外投資家は順張りが多く、日本人投資家は逆張りが多いと言われています。
実際、日経平均が上昇を続けている局面では、海外勢の買いが継続している中で上昇しています。一方その頃、日本人個人投資家は利益確定の売りが多いそうです。
私も逆張り好きで買う際は下がったタイミングで買っていることが多いです。
ただし、下がった‼︎とすぐに飛び付くと「落ちるナイフを掴む」ことになり兼ねないので、安く買えたと思ってもその後も下落が続き、いきなり損が膨らむなんてこともありますから注意が必要です。
最近では、より確実に利益を取る為、順張りも覚えようと思います。(^ ^:)
売り残と買い残
売り残とは?
信用取引に於いて売られたままになっている株数。
売り残が多いということは、値下がり⤵︎を予想する投資家が多いということ。
買い残とは?
信用取引に於いて買ったままお金が支払われていない(借金で買っている)株数。
買い残が多いということは、値上がり⤴︎を予想している投資家が多いということ。
株式分割と株式併合
株式分割とは?
発行されている株式1株を2株にするという行為。
既に100株保有している場合、株式分割が実施されると保有数が200株となる。
1株=1000円で10株発行されているものを株式分割で1株を2株とする場合、1株=500円で20株となる。1株の値段が下がることで投資が活発になる。
※株式分割の前後で「株式発行数×1株の株価」がイコールなので、資産価値は変わらない。
※以前オリエンタルランドが1株を4株に株式分割を実施。
株式併合とは?
分割と逆に2株を1株になど発行数を減らす行為。
1株=500円で20株発行されているものを株式併合で2株を1株にする場合、1株1000円で10株となる。1株の価格が上がることで、少数株主を追い出す目的や株主コストを下げることなどの目的がある。企業改革のためなどに実施される。
※株式併合の前後で「株式発行数×1株の株価」がイコールなので、資産価値は変わらない。
※近年ではみずほFGが10株を1株に株式併合を実施。
権利付最終日、権利落ち日、権利確定日
権利付最終日とは?
この日に株を持っていると配当や優待の権利がもらえるという日。
優待や配当が欲しい場合、この日までに株を買い保有している必要があります。
権利落ち日とは?
権利付最終日の次の日。株価が値下がりすることが多い。
一言で言うなれば優待、配当の権利がなくなる日となり、株価が下がることが多い。
権利確定日とは?
権利付最終日に株を持っている投資家が株式名簿に記載される日。
権利付最終日と間違いやすいので注意‼︎権利確定日に株を買っても優待配当はもらえません。
※次の権利付最終日までそのまま保有していれば、そのタイミングで配当優待の権利がもらえます。
私も実際に間違えたことがあります…。(T ^ T)
※配当や優待をもらいたい場合、権利付最終日までに株を買う(保有)する必要がある。
※権利確定日に買ってももらえない。
自社株買いと新株発行
自社株買いとは?
発行している自社株を自らの資金で買い戻すこと。
なお自社株買いと合わせて消却することがある。この場合、利益は変わらずとも発行数が減ることから1株の資産価値が上がる。
一般的に自社株買いが行われる(発表される)と株価が上がる。
新株発行とは?
新たに株式を発行することによる資金調達(増資)。
100株発行されているものに対し、さらに100株発行するなど、発行数が増えることから1株の資産価値が減少する。
一般的に株価が下がることが多い。
株式指標
株式指標の活用方法としては、購入を考えている株と同じ業種の株を複数社比較してみましょう。
実際に比較してみると、A社が欲しかったがB社の方が割安か?なんてこともあり得ます。
また、中小型株などであまり聞き馴染みが無い会社だけど、興味があり投資を考えているといった場合、投資判断に役立ちます。(^。^)
PERとRBR
PER (株価収益率)とは?
現在の株価が利益(純利益)に対し、割安か?割高か?を判断する目安。(※1年間の企業活動で得られた利益に対し、株価が妥当か?)
※PERが低いほど割安と捉えることが出来る。
日本の上場企業のPER基準は15倍とされている。※業種により期待値が違うため、あくまで全体の平均値が15倍となる。
PBR (株価純資産倍率)とは?
現在の株価が企業の資産価値(純資産)に対し、割安か?割高か?を判断する目安。(※企業が保有している資産に対し、株価が妥当か?)
※PBRが低いほど割安と捉えることが出来る。
PBRの基準は1倍とされており、PBR1倍=純資産と株価が一致しているということになる。
1倍以下の場合、株価<純資産となり買いのチャンスかもしれません。
EPSとBPS
EPS (1株あたり利益)とは?
※高ければ高い程、企業の利益率が良いと言える。
EPSの推移を見ることで、利益の成長性がわかりる。
仮にEPSが成長しているのに対し、株価が変わっていなかったらチャンスかもしれません。
BPS (1株あたり純資産)とは?
※高ければ高い程、企業が安定していると言える。
BPSの推移を見ることで、資産の成長性がわかる。
BPSが高ければ負債が少なく倒産リスクも低いことを意味します。
ROEとROA
ROE (自己資本利益率)とは?
総資産から負債を抜いた自己資本(出資)に対しての利益率を見る指標。
つまり自分の投資したお金からいかに効率的に利益を上げているか確認できる指標。
ROEは高ければ高いほど良い。一般的には15%以上あれば優良企業とされます。
ROA (総資産利益率)とは?
総資産に対しての利益率を見る指標。
会社全体の資産に対していかに効率的に利益を上げているか確認できる指標。
ROAは高ければ高いほど良い。一般的に5%以上あれば優良企業とされます。
自己資本比率
自己資本比率とは?
会社の安全性を図る指標。
自己資本比率が低いほど借入金が多いということ。※つまりは借金経営です。業種にもよりますが、あまりに低いと倒産リスクが高いと言えます。
自己資本比率が高いければ高い程、その会社は健全であると判断できます。
当然長期で保有する株は、自己資本比率が高い会社の株が良いですね‼︎私は20%以下は避けたいと思っています。一般的に40%以上が良いとされています。60%〜80%あれば安心ですね。(^。^)
最後に
皆さんの理解度はいかがでしたでしょうか?
私自身、実際に個別株の売り買いを行う際は、用語や指標を理解し、考察や分析をした上で行った方が利益を獲得しやすい(損を減らせる)と改めて感じました。
是非ともより多くの利益が獲得できる様、これからも用語や指標を一緒に学んでいきましょう‼︎
私の投資成績を公開しています。
興味のある方は是非ともご覧になってください。
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